使い込むほどに味わいをましていく牛革素材のカバーとそのカスタマイズ性の高さから様々な用途で使用されており世界中に愛用者がいるトラベラーズノート。
そんなトラベラーズノートについてこの記事では普段私がどの様にトラベラーズノートを使っているのかを例に紹介します。
トラベラーズノートとは?
トラベラーズノートとは「トラベラーズカンパニー」が発売している牛革素材のカバーにリフィルを挟み込んで使う革製手帳です。
トラベラーズノートには「レギュラーサイズ」と「パスポートサイズ」の2種類のサイズがあります。
レギュラーサイズは一般的なA5サイズの幅を少しスリムにしたA5スリムサイズとなっており、トラベラーズノートのスタンダードサイズとして最初に発売されました。
パスポートサイズは名前の通りパスポートと同じサイズなのでポケットに入れて持ち歩くこともできます。
いつでも身につけて持ち歩きたい人に向いているサイズとなります。
ちなみに私はレギュラーサイズの物を愛用しています。
トラベラーズノートのコンセプトは「旅行をするように毎日を過ごすノート」で、種類豊富なリフィルやパーツを組み合わせる事で自分の好みや使い勝手に合わせて自由にカスタマイズできます。
カバーは牛革素材なので使い続けていく中で傷ついたり経年変化していきます。
まさに使い込むほどに味わいや魅力を増していく革製手帳、それが「トラベラーズノート」です。
こちらは1年以上使い続けた私のトラベラーズノートの牛革カバーの画像になります。
新品の時に比べて色合いが変化してきたり、傷がついたりして味が少しずつ出てきてるのではないかと思っています。
トラベラーズノートの使い方を紹介
「使い方を紹介」なんて銘打っていますが個人的な考えを率直に言うとトラベラーズノートの使い方は「自由」だと考えています。
トラベラーズノートの使い方にこれと言った様な決まった使い方という物は存在しません。
皆さんの気の向くまま、好きな様に使う事こそが正しい使い方だと私はそう思っています。
トラベラーズノートにはリフィルやカスタムパーツと言った物が種類豊富に提供されており非常に自由度の高い手帳です。
自分の用途や好みに合う様にカスタムしていく事できっとあなただけの1冊となる事でしょう。
そんな自由な手帳であるトラベラーズの使い方についてここでは私の普段の使い方を例に紹介させて頂こうと思います。
これからトラベラーズノートを使ってみたいと考えている人の参考になれば幸いです。
もしすでにトラベラーズノートをお使いの人はこんな風に使っている人もいるんだ〜位に見て頂ければと思います。
構成について
私は牛革カバーにリフィルを4冊とジッパーケースを1つという構成でトラベラーズノートを使っています。
4冊のリフィルはそれぞれ下記の様な用途で使っています。
- ToDoリスト
- メモ書き
- スケジュール管理
- 日記
それぞれの用途事にリフィルを1冊ずつ割り当てています。
スケジュール管理につかっているリフィルはカレンダーとしても使用する事ができる物を使用しています。
私はリフィル以外にもトラベラーズノートに小物を入れておく為のジッパーケースも挟み込んで使っています。
ジッパーケースに私は普段以下の物を入れています。
- 小銭
- 付箋
- 結束バンド
小銭は外出時など万が一財布を忘れた場合の為に1000円程度を小銭でジッパーケースに入れて持ち歩く様にしています。
他にはメモに印をつける為の付箋やリフィル連結用の結束バンドが切れてしまった場合の予備として数本入れてあります。
ちなみにリフィルを4冊とジッパーケースを1つ挟み込むとトラベラーズノートの厚みは下の画像の様な感じになります。
もし厚みが気になる人はリフィルを1~2冊挟み込む位がちょうど良いかもしれません。
リフィルの挟み方
リフィルは牛革カバーについているゴム紐に通して挟み込みます。
牛革カバーの内側は下の画像の様になっています。
下の画像内の①の紐はしおりとして使う為の紐ですのでリフィル等を挟み込む用途では使いません。
レギュラーサイズのリフィルを挟み込むには下の画像内の②の紐を使います。
上の画像を見て気づいた人もいるかもしれませんが牛革カバーにはレギュラーサイズのリフィルを挟み込む為のゴム紐が1本しかありません。
つまり牛革カバーにレギュラーサイズのリフィルを2冊以上挟み込みたい場合には少し工夫が必要になります。
レギュラーサイズのリフィルを2冊以上挟み込む方法として以下の様にいくつか存在します。
- クラフトファイルを使用する方法
- 結束バンドを使用する方法
- ポケットシールやジッパーケースを使用する方法
- 牛革カバーのゴム紐の数を増やす方法
個人的には加工が必要というデメリットはありますが、トラベラーズノートのカスタマイズ性を向上させると言う意味でも牛革カバーのゴム紐の数を増やす方法がオススメです。
ゴム紐を増やす方法についてはまた別の記事にて紹介しようと思います。
今回は牛革カバーのゴム紐などを加工せずにジッパーケースと結束バンドを使ってリフィルを4冊挟み込む方法を紹介します。
ちなみに結束バンドとは下の画像にあるゴムバンドのことです。
こちらの「結束バンド」はトラベラーズカンパニーから発売されているトラベラーズノート専用の商品となります。
リフィルを4冊とジッパーケースを1つ挟み込む方法の概要は以下の通りです。
- 手順1:牛革カバーのゴム紐にジッパーケースを通す。
- 手順2:結束バンドでリフィルを2冊連結した物を1つ用意する。
- 手順3:手順2で連結したリフィルの間から牛革カバーのゴム紐を引っ張り出す。
- 手順4:手順3で引っ張り出したゴム紐にリフィルを1冊通す。
- 手順5:ジッパケースのファスナーが無い方にリフィルの表紙を引っ掛ける。
文章だけだとなんともわかりにくいと思いますので画像付きで説明していきます。
手順1:牛革カバーのゴム紐にジッパーケースを通す
今回紹介する方法ではリフィルを4冊挟み込む為にジッパーケースを使用します。
ジッパーケースはリフィルを挟み込む用途以外にも、ちょっとした小物を入れておく事ができ便利なので個人的にはお勧めです。
ちなみに私が使用しているジッパーケースは下の商品になります。
ジッパケースは下の画像の様に牛革カバーのゴム紐に通して取り付けています。
手順2:結束バンドでリフィルを2冊連結した物を1つ用意する
次に2冊のリフィルが1つになる様に「結束バンド」を使って連結します。
やり方は下の画像の様にそれぞれのリフィルの真ん中のページを開いた状態で裏表紙と表紙を合わせます。
裏表紙と表紙を合わせた状態で下の画像の様に結束バンドを取り付けて連結します。
これでリフィルの連結は完了です。
手順3:手順2で連結したリフィルの間から牛革カバーのゴム紐を引っ張り出す
次に手順1で取り付けたジッパーケースの上に手順2で連結したリフィルを開いた状態で置きます。
連結したリフィルの間から牛革カバーのゴム紐を下の画像の様に引っ張り出します。
手順4:手順3で引っ張り出したゴム紐にリフィルを1冊通す
先程の手順3でリフィルの間から引っ張り出したゴム紐に3冊目のリフィルを通します。
これでリフィルを3冊取り付ける事ができました。
手順5:ジッパケースのファスナーが無い方にリフィルの表紙を引っ掛ける
最後に4冊目のリフィルを取り付けていきます。
4冊目のリフィルは下の画像の様にジッパーケースのファスナーがついていない方に表紙を引っ掛けて取り付けます。
これでジッパーケースとリフィルを4冊挟み込む事ができました。
牛革カバーのメンテナンスについて
トラベラーズノートを長く使い続ける為には牛革カバーのメンテナンスが必要です。
メンテナンスの方法は通常の革製品と同じ様にオイルを塗って革に栄養分を補給します。
メンテナンスを怠ると革が乾燥していきヒビ割れが発生したりなど革の寿命を縮めてしまいます。
使い込むほどに味わいを増していくのがトラベラーズノートの魅力ではありますが、ただ単に汚れてくたびれているのと「味がある」という状態はイコールではないと個人的には思っています。
味わいのある手帳にする為にも牛革カバーの定期的なメンテナンスを心がけましょう。
ちなみに私は牛革カバーのメンテナンスに「ミンクオイル」を使用しています。(下の画像参照)
ミンクオイルはトラベラーズノートの専用商品というわけではありませんが革製品のメンテナンス用オイルとして広く利用されている製品です。
ミンクオイルとはその名の通り「ミンク」の油脂が使われている革製品のメンテナンス用オイルのことです。
私は大体月に1度ミンクオイルを牛革カバーに塗るようにしています。
要は牛革カバーが乾燥しすぎない頻度で塗るようにしています。
まとめ
この記事ではトラベラーズノートの使い方として以下の点について私の使い方を例に紹介してみました。
- ジッパーケースと結束バンドを使ってリフィルを4冊挟む方法
- 牛革カバーのメンテナンス方法(ミンクオイルを塗る)
冒頭でも述べた様にトラベラーズノートには決まった使い方と言うものは存在しません。
使う人の好みや使い方に合わせてカスタマイズしていく事で自分だけの1冊を作る事ができるのがトラベラーズノートの魅力ではないかと個人的には思っています。
ただ、良くも悪くもトラベラーズノートは自由なので最初に何を買ったら良いのかわからない人もいらっしゃるかもしれません。
そういった方には「スターターキット」がお勧めです。
スターターキットには牛革カバーと無地のリフィルが付属されておりかなりシンプルな構成ですがトラベラーズノートを使い始める事ができるのでお勧めです。
まずはシンプルな構成から使い始めてから少しずつ自分の好みや使い方に合わせてリフィルを入れ替えたりしていくと良いかもしれません。
この記事がこれからトラベラーズノートを使ってみたいと思っている人の何かしらの参考になれば幸いです。