WindowsユーザーがMacBookAir買ってみた

実は昨年の12月頃に2019年モデルのMacBookAir 13インチを購入しました。

私は以前から仕事でもプライベートでもWindowsマシンをメインに使い続けてきたWindowsユーザーです。

そんな私が人生初のMacとして購入したこのMacBookAirを半年以上使用してみて感じた事などを紹介していこうと思います。

Windowsしか使ったことないけどMacに興味があって乗り換えや購入を検討する際の参考にして頂ければと思います。

購入したMacBookAirのスペック

製品名称MacBook Air (Retina, 13-inch, 2019)
プロセッサ第8世代Intel Core i5-8210Y(1.6GHzデュアルコア)
・Turbo Boost使用時最大3.6GHz
・4MB L3キャッシュ
メモリ8GB(2,133MHz LPDDR3オンボードメモリ)
グラフィックスIntel UHD Graphics 617
ディスプレイRetinaディスプレイ(IPSテクノロジー搭載13.3インチ)
ストレージ128GB PCIeベースSSD
カメラ720p FaceTime HDカメラ
インターフェースThunderbolt 3(USB-C)×2
Touch IDTouch IDセンサー内蔵
カラースペースグレイ
BluetoothBluetooth 4.2ワイヤレステクノロジー

ストレージについては容量が足りなくなったら後でSSDを変えればいいやと思い128GBを選択しました。

しかし、実はこのMacBookAirはストレージがメモリと同じ様にマザーボードに直付けされているので交換ができないという事を購入してから知りました…

私はiCloudなどのオンラインストレージを使用しており、容量が不足していると感じる事は今のところありません。

ただ、SSDやHDDの増設や交換ができないのでストレージの容量に余裕を持ちたいのであれば個人的にはストレージの容量は大きめの物を購入した方が良いと思います。

処理速度については私がブログ記事の作成やプログラミング作業をやった限りでは処理速度などで性能不足を感じる事はそんなにありませんでした。

ただ、ブラウザでwebページをたくさん開いている時等でメモリは16GBあった方がさらに快適だったな~と感じました。

画像の加工については私は「GIMP-2」というフリーのソフトウェアを使用しているのですが、個人的に十分快適に作業する事が出来ると感じました。

外観

カバーを閉じた状態
カバーを開いた状態
キーボードとトラックパッド

2019年モデルのMacBookAirは賛否両論ある「バタフライキーボード」を搭載しています。

2020年モデルのMacBookAirはこのバタフライキーボードが廃止されシザー式キーボードに変わりましたね…

個人的にはこのバタフライキーボードの打鍵感は嫌いではないのですが、やはり故障率の高さは気になりますね。安い買い物ではないので…

今のところ私のMacBookAirはキーボードが故障したりといった事はなく使用を続ける事ができています。

本体側面(左側)

側面には外部接続端子としてThunderbolt 3が二つ搭載されています。

USB Type-A等のマウスやキーボード等の外付けデバイスを使用するには別途ハブが必要な点は個人的に不便だなと感じました。

ただ、側面にいろんな端子がない分ゴチャゴチャしていないので見た目はスマートでカッコいいですね。

本体側面(右側)
TouchIDセンサー内蔵ボタン(右上のボタン)

良かった点

実際に半年以上このMacBookAirを使ってみて良いと感じた点は以下の通り。

  • シンプルで洗練されたデザイン
  • 圧倒的な薄さ
  • 打ち心地は個人的に好きな「バタフライキーボード」
  • 非常に鮮明なサウンドを出力する内蔵スピーカー
  • 他Apple製品との連携力

まずは見た目の話になりますが…

とにかくかっこいいです。そしてなんといっても薄い。

Simple is bestという言葉をまさに具現化した様なデザインだと感じました。

薄さに関してはこのレベルになると本当にノート1〜2冊分の厚みしかないので、カバンの開いたスペースにモバイルディスプレイやタブレットを入れて持ち歩いても良いなと思いました。

キーボードについては、故障率の高さや独特のタイピングフィールから賛否両論ある「バタフライキーボード」が搭載されていますが個人的にはこのバタフライキーボードの打鍵感は好きです。

「バタフライキーボード」についてはそのうちレビューしようと思います。

よく注目されている故障率の高さについては、私が使用しているMacBookAirは半年以上使用してみましたが特に動作に異常もなく故障はしていません。

万が一故障した場合でもこのMacBook Air (Retina, 13-inch, 2019)はAppleのキーボード無償修理プログラムの対象モデルなので下記の様な壊れ方の場合は無償で修理してくれるみたいですね。

  • 文字が勝手に反復入力される
  • 文字が表示されない
  • 押したキーがスムーズに跳ね返ってこない、または、キーを押した時の反応が一定しない

バタフライキーボードの修理は対象モデルのMacBook/MacBookAir/MacBookProで最初の小売販売日から4年間有効みたいです。(詳しくは公式ページを確認してみて下さい。)

このMacBookAirを使ってみて個人的に一番感動したのは内蔵スピーカーから出力されるサウンドの音質の良さです。

私個人の感想としては外付けのスピーカーは不要な位にクリアな音質であると感じました。

他に便利だと感じたのやはりiPhoneなどのApple製デバイスとの連携機能です。

iPhoneやiPadで撮影した画像をすぐにMacで加工可能なのはブログ記事を作成したり資料を作成したりする際にとてもにありがたく感じました。
個人的にはデジタルカメラで撮影した画像の取り込み作業などを非常に煩わしく感じていたので、iPhoneと連携する事で画像の取り込み作業が無くなりすぐにPCで画像を確認できる点は非常に出し作業時間の短縮につながりました。

イマイチだと感じた点

  • 価格
  • お世辞にも綺麗とはいえない画質の内蔵カメラ
  • 追加or交換のできないメモリとストレージ

個人的に最も気になったのは内蔵カメラの画質の悪さでした。

スペック上ではWindowsマシンとして愛用している「ThinkPad X280」の内蔵カメラとスペックがほとんど同じなのですが、比較してみてもMacBookAirの内蔵カメラの画質は荒いと感じました。

今年はコロナウイルス の影響もあり、私も仕事はリモートワークで会議もオンラインミーティングツールを使用して行う機会が増えカメラの画質が個人的に無視できない要素になりました。

私はこのMacBookAirを仕事には使用せずプライベートマシンとして使用しているのですが、もしも仕事で使用するなら内蔵カメラは使用せずに外付けのWebカメラを使用すると思います。

私は正直これまでPCを購入する際に内蔵カメラの性能についてはあまり重要視していなかったのですが、これからの働き方やPCの使用方法を考えるのであれば内蔵カメラの性能も無視できない要素の1つだと感じました。

価格については、正直同程度のマシンスペックの物ならWindowsマシンであればもっと安価に購入できます。なんならMacBookAirを購入できる資金があればもっと良いスペックの物を購入できると思います。

そもそも、PCはコスパで選ぶべき?について

あくまで個人的な意見ですが、正直これはPCというデバイスに何を求めるか次第だと思います。

明確な目的や用途などがありそのマシン及びスペック、そのOSではないとダメな理由がある場合はその条件を満たすPCを購入するのが良いのではないかと思います。

ただ、そういった目的や用途が決まっておらず金銭的な問題がないのであれば自分が好きな、または自分が使ってみたいマシンを購入して使うのが一番良いのではないかと考えています。

結局購入したけどそのマシンを好きになれずあまり使っていないという状況になってしまう事が一番損なのではないかと考えているからです。

購入したマシンを気に入れば少しくらい不満があっても、なんならそこすら愛せるかもしれませんしね。

なので明確な目的や用途がないのであれば私は好きなマシンを購入して思いっきり使い倒して楽しんじゃうのが良いと思います。

まとめ

MacBook Air (Retina, 13-inch, 2019)を半年以上使用してみた感想は以下の通りです。

  • 内臓スピーカーから出力されるサウンドの良さに感動する
  • 人によるとは思うが個人的に好きなタイピング感の「バタフライキーボード」
  • 内蔵カメラの画質は正直荒い
  • ストレージとメモリは追加or交換ができないので購入する際はスペックをよく検討することを推奨