【SONY WH-1000XM4 レビュー】製品を使ってわかったWH-1000XM4の魅力と欠点について

どうも個人的に心躍ったガジェットを紹介するブログ「浮ろぐ」をやっている「うきしま」です。

今回はSONYのワイヤレスノイズキャンセリングヘッドホン「WH-1000XM4」のお話になります。

WH-1000XM4は音楽愛好家やビジネスマンなど幅広いユーザーに向けて開発された製品です。

現時点ではWH-1000XM5という後継機が存在しますが、私はいまだにこのWH-1000XM4を愛用しています。

最新機が出ていても、いまだに使い続けている様にこのヘッドホンには結構愛着があるんですよね…

この記事ではSONYのワイヤレスノイズキャンセリングヘッドホン「WH-1000XM4」をレビューします。

この記事がWH-1000XM4やノイズキャンセリングヘッドホンに興味のある人の参考になれば幸いです。

WH-1000XM4の特徴

まずはWH-1000XM4の製品仕様をざっくりと紹介します。

カラーラインナップ・ブラック
・プラチナシルバー
・サイレントホワイト(限定色)
付属品・USB Type-C(TM)ケーブル(約20 cm)
・ヘッドホンケーブル(約1.2 m)
・キャリングケース
・航空機用プラグアダプター
充電時間約3時間(フル充電) (1.5AのACアダプター使用時)
充電方法USB(Type-C)充電
電池持続時間連続音声再生時間
・最大30時間(NC ON時)、最大38時間(NC OFF時)
連続通話時間
・最大24時間(NC ON時)、最大30時間(NC OFF時)
待受時間
・最大30時間(NC ON時)、最大200時間(NC OFF時)
音声入力端子ステレオミニジャック
通信方式Bluetooth標準規格 Ver.5.0
最大通信距離見通し距離 約10m
使用周波数帯域2.4GHz帯(2.4000GHz-2.4835GHz)
対応コーデックSBC, AAC, LDAC
機能・DSEE Extreme
・ノイズキャンセリング
・外音取り込み(アンピエントサウンドモード)
・ハンズフリー通話
・スピークトゥチャット
・クイックアテンション
・マルチポイント
・アダプティブサウンドコントロール
・装着検出

次にWH-1000XM4の特徴について紹介していきたいと思います。

高性能なノイズキャンセリング性能

WH-1000XM4は、先進のノイズキャンセリング技術を採用しており外部の騒音を効果的に遮断します。

静かな環境で音楽を楽しむだけでなく、飛行機や電車などの騒々しい場所でも快適な音楽体験を提供します。

高品質な音質

WH-1000XM4は、高品質な音質再生を実現しています。

豊かな低音とクリアな中高音のバランスが絶妙であり、オーディオファイルや音楽愛好家からの評価も高いです。

さらにWH-1000XM4には「DSEE Extreme」と呼ばれる技術が搭載されています。

音源の圧縮やデジタル処理による情報の損失を最小限に抑えることで、より自然で高品位な音楽体験が得られます。

快適な装着感

WH-1000XM4は、長時間の使用でも快適な装着感を提供します。

軽量かつクッション性の高いイヤーパッドが耳を優しく包み込み、長時間の使用でも疲れにくくなっています。

インテリジェントな機能

WH-1000XM4にはさまざまなインテリジェントな機能が搭載されています。

例えばヘッドホンを外すと音楽が一時停止され、ヘッドホンを耳に戻すと再生が再開されます。

また自動的に周囲の音を感知してノイズキャンセリングを最適化する機能も備えています。

長時間のバッテリー寿命

WH-1000XM4はシングルチャージで最大30時間の連続再生が可能です。

これにより、長時間の移動や旅行中でも安心して使用することができます。

WH-1000XM4の使用感

ここからはWH-1000XM4を実際に使ってみて感じた使用感について紹介していきたいと思います。

WH-1000XM4の装着感・操作性について

装着感については長時間つけてても耳や頭が痛くなりにくい印象を受けました。

イヤーパッドはしっとりとした質感でかなりクッション性能が高く、本体の重量もそこまで重く感じないので長時間つけてても首や肩が異様にこると感じたことはありませんでした。

ただ夏場など汗をかきやすい環境では結構耳が蒸れるな〜と感じたので、適度に外したり汗を拭き取ったりすることをお勧めします。

WH-1000XM4はイヤーカップにタッチセンサーが搭載されてるのでタッチやスワイプなどのジェスチャーで音量の調整や曲の切り替えなどの操作ができます。

ジェスチャーに対しての反応速度もちゃんとしているので、個人的にはかなり操作性が高いヘッドホンだなという印象を受けました。

さらに装着センサーが搭載されておりヘッドホンを外せば音楽を停止し、装着すればまた再開されるので一々操作する必要がないのもポイントが高いですね。

WH-1000XM4の音質について

イコライザーを調整していないデフォルトの音質は低音がしっかりと出ており迫力がある音質です。

ただベースがうるさすぎるという印象はなく、全体的に自然でバランスのとれた音質だなと感じました。

特に有線かつ本体の電源をONにした状態では音圧がかなり出て、音の解像度も上がっている様に感じました。

より高音質なサウンドで聴きたい場合はヘッドホンの電源をONにした状態で有線接続して聞くのをお勧めします。

ちなみにWH-1000XM4は「DSEE Extreme」という音楽ファイルの情報を復元する技術を採用しており、その為か耳で感じる音の情報量が良い意味で多い印象を受けました。

さらに専用アプリを使用する事でイコライザーの調整も可能となっているので、自分好みの音質に近づけられるのも魅力の一つだなと感じました。

WH-1000XM4のノイズキャンセリング性能について

ノイズキャンセリング性能については言わずもがな素晴らしいです。

ノイズキャンセリングをONにすることで外部の騒音をかなり遮断してくれます。

ただ脈絡がなく瞬間的になる破裂音や机を叩いた時の様な「ドンっ」みたいな音は少し消えにくいのかなという印象をうけました。

ちなみにノイズキャンセリングをどの程度強くかけるのかについても専用アプリからレベルを調整することができます。

結論:WH-1000XM4は最高だ!

SONYのWH-1000XM4は音質、ノイズキャンセリング性能、操作性、快適性、バッテリー駆動時間、デザイン性など、あらゆる面で高い性能を備えたヘッドホンだと感じました。

個人的には音楽を愛する人や集中できる環境が欲しいビジネスマンなど、幅広いユーザーにおすすめできる製品だと思います。

現時点では後継機となるWH-1000XM5が存在しますが、あえてWH-1000XM4を選択するのも全然アリかなとおもいます。

WH-1000XM4で気に入らなかったポイント

結論としてWH-1000XM4は最高だ!…と述べた後でなんなんですが、最後に個人的に感じたWH-1000XM4の気に入らなかった点を紹介しようと思います。

M1チップを搭載したMacBookとBluetooth接続の相性が悪いかも?

私はM1チップを搭載したMacBookPro 13インチを愛用しているのですが、MacとBluetooth接続したときだけWH-1000XM4では「プツプツ」と耳障りな音が聞こえることが多かったです。

※M1 MacBook Pro 13インチについて別の記事にて紹介しているので興味のある人はこちらを是非ご覧ください。

ちなみにM1 MBPとWH-1000XM4を有線接続した場合や、iPhoneやWindowsPC(ThinkPad X280)と接続した時にはこの様な症状は発生しませんでした。

まとめ

この記事ではSONYのワイヤレスノイズキャンセリングヘッドホン「WH-1000XM4」について紹介しました。

WH-1000XM4は音楽愛好家やビジネスマンなど幅広いユーザーに向けて開発された製品であり、高性能なノイズキャンセリング性能や高品質な音質、快適な装着感、インテリジェントな機能、長時間のバッテリー寿命などが特徴です。

また、個人的にはM1チップを搭載したMacBookとのBluetooth接続において一部の問題があると感じました。

しかし、全体としてWH-1000XM4は非常に優れたヘッドホンであり、音楽を愛する人や集中できる環境が欲しいビジネスマンなどにおすすめの製品です。