どうも、個人的に心躍ったガジェットを紹介するブログ「浮ろぐ」をやっている「うきしま」です。
今回はロジクールのゲーミングブランドであるlogicool Gのゲーミングマウス「PRO Wireless」をレビューしたいと思います。
※PRO Wirelessには現時点(2023年3月時点)で新型(G-PPD-002WLr)と旧型(G-PPD-002WL)の2モデルが存在します。
※この記事で紹介するのは新型であるG-PPD-002WLrについて紹介したいと思います。
PRO Wirelessの外見を紹介
外箱を開けるとPRO Wirelessが姿を見せます。
シンプルで無駄のない洗練されたデザインであるが故なのか、結構高級感があるように感じました。
PRO Wirelessは表面が「サラサラ」とした質感になっています。
人によってはこの質感に対して滑りやすいと感じるかもしれません。
ただ本体重量が非常に軽いので個人的には滑りやすさという点はそこまで気にならないと思います。
さらにPRO Wirelessは左右側面に最大でそれぞれ2つずつ(合計4つ)のサイドボタンを配置可能です。
サイドボタンはマグネットでくっつくタイプの物となっており気軽にボタンを脱着することができます。
ちなみに開封時点では右側面のサイドボタンは埋め立てられた状態となっていますした。
ボタンを有効化するキャップと埋め立て用のキャップが付属されているので、購入後すぐに自分の好みのボタンレイアウトにカスタマイズが可能です。
各ボタンにどのキーや機能を割り当てるかについては「logicool GHub」という専用アプリケーションから設定をカスタマイズします。
本体背面にはDPI変更ボタンや電源スイッチが搭載されていますね。
各種スイッチ類が背面にあるのはゲームプレイ中に意図せずボタンに触れたりしてプレイに支障がでない様に考慮された結果なのでしょうか…(あくまで個人的な推測です)
ちなみにマウスソールは面積の少ないタイプの物が採用されています。
ソールの交換がしやすいようにソールを張り付ける枠の部分に小さい溝があるのが特徴的ですね。
ソール交換しやすい様にメンテナンス性を向上させているのもゲーミングマウスならではの特徴かもしれません。
充電口にはmicroUSBポートが採用されています。
ポート部分の周りが大きく、くりぬかれているのが非常に特徴的ですね。
PRO Wirelessの特徴
PRO Wirelessはプロゲーマーからの要望が製品設計に反映されており高い精度や反応速度、快適な操作感が魅力的なワイヤレスゲーミングマウスです。
公式ページによるとPRO Wirelessは「究極のゲーミングマウス」を目指し50人以上のプロゲーマーの協力と2年超という時間を費やし開発されたそうです。
あくまで個人的な趣向ですが、こういう熱いバックストーリーがあるガジェットって凄く心惹かれるんですよね。
そんな熱いバックストーリーを持ったPRO Wirelessの特徴をまとめてみました。
- HERO 25Kセンサーを搭載し反応速度や精度が非常に高い
- ワイヤレスマウスで ありながら遅延を感じさせない高いレスポンス
- 接続には付属のLIGHTSPEED USBレシーバーを使用する
- Bluetooth接続には対応していない
- シンプルで洗練されたデザインで使い勝手の良い形状と軽量化を実現
- 本体重量は約80g
- 約48時間の連続使用が可能なリチウムポリマーバッテリーを搭載
- ライト点灯(デフォルト)で48時間の連続使用が可能
- ライトなしで60時間の連続使用が可能
- 充電は付属のUSB(microUSB)ケーブルを接続して行うタイプ
- POWERPLAYに対応(別売りのPOWERPLAY対応ワイヤレス充電システムでの充電も可能)
- マグネット式のサイドボタンを搭載しておりボタンレイアウトのカスタマイズが可能
- 左右対称デザインかつボタンレイアウトをカスタマイズ化のうなので利き手を選ばない
PRO Wirelessの製品仕様については下記にまとめてみました。
モデル番号 | G-PPD-002WLrd |
本体サイズ | 高さ: 125mm 幅: 63.5mm 奥行き: 40 mm |
本体重量 | 約80g |
トラッキングセンサー | HERO 25K |
トラッキング解像度 | 100~25,600dpi |
USBポートレート | 1000Hz(1ms) |
電池寿命 | デフォルトライト: 48時間 ライトなし: 60時間 |
付属品 | LIGHTSPEED USBレシーバー USB充電/データケーブル レシーバー延長アダプター サイドボタン(左x2/右x2) ボタンカバー(左 x2/右 x2) 取扱説明書 |
PRO Wirelessの使用感
ここからは私がPRO Wirelessを実際に使ってみて感じた使用感について紹介したいと思います。
クセのない握り心地とクセになる触り心地
PRO Wirelessは左右対称のシンプルなデザインのゲーミングマウスです。
シンプルな形状となっていますが、その恩恵としてつかみ持ちやつまみ持ちなど様々な持ち方にも対応可能です。
さらにサイドボタンのレイアウトを好みにカスタマイズ可能なので利き手も選びません。
その為、左利き仕様のマウスとしても使用可能です。
触り心地については「サラサラ」とした質感となっています。
私はサラサラしている質感の方が好みなので、PRO Wirelessの質感は非常に好みでした。
ただ人によっては滑りやすいと感じる事もあるのかな?と思います。
そういう人は滑り止め用にグリップテープを巻くのがおすすめです。
ちなみに後継機であるlogicool G PRO X Superlightにはグリップテープが最初から付属されていますが、PRO Wirelessには付属されていません。
重心点が絶妙で非常にバランスが良く、長時間使っても疲れない軽さがGood
PRO Wirelessを使ってみて本体重量の軽さはもちろん、本体の重量配分の良さに驚愕しました。
最近は150g近い重量の作業用マウスなどを使用することが多かったので、約80gのPRO Wirelessは非常に軽く感じました。
しかし軽すぎて逆に違和感を感じるということはなく、個人的には長時間使っても疲れにくくて使いやすいちょうど良い重さに感じました。
さらにPRO Wirelessはちょうど本体の中央付近が重心点となっており本体の重量配分が非常に良いです。
重量配分が偏っているとマウスを持ちあげた時に傾いたり、ずれたりするため手に余計な力が入ったり、ゲームプレイ時にはエイムがぶれる原因にもなりかねません。
重量バランスが良いマウスが欲しいという人にはPRO Wirelessをぜひおすすめしたいですね。
ホイールのスクロール音が静かでGood、ただホイールクリックは重め
PRO Wirelessのスクロールホイールの操作感は回転時はコリッとした感触でクリック感は若干重めに感じました。
ホイールのクリック感が重めなのはおそらく誤操作防止目的なんだと思いますが、多用する人にとってはストレスに感じるかもしれません。
ホイールの回転音は結構静かな印象です。
回転音については後継機のlogicool G PRO X Superlightよりも、かなり静かですね。
充電しながら使えるので万が一の場合も安心だった
ワイヤレスマウスの宿命ではありますが充電を忘れていていきなり使用できなくなり困ったという経験をお持ちの人は少なくないと思います。
これがゲームプレイ中ならなおさら焦りますよね…
そういった時にとりあえずケーブルを接続させばまた使えるというのは安心ですね。
電源スイッチが背面にあるのは正直不便だなと感じた
ここまで大絶賛してきたPRO Wirelessですが唯一気に入らなかったのが電源スイッチが本体背面にあることです。
おそらく誤操作で電源がオフにならない様な考慮がされた結果背面に配置されたのかな?(あくまで個人的な推測です)
とは思ったのですが、私は正直ちょっと電源スイッチの操作に関しては煩わしさを感じてしまいました。
PRO Wirelessについては正直そこまでバッテリー消費を気にする必要はないと思うのですが、私は使用しない時はなるべく電源をオフにしておきたい人なので
ちょいちょい電源スイッチを操作することがあるんですよね。
そういった時にいちいちマウスを持ちあげて背面のスイッチを操作…というのは面倒に感じてしまいました。
まとめ
この記事ではlogicool GのゲーミングマウスであるPRO Wireless(G-PPD-002WLr)についてレビューしました。
私はこのマウスをゲーム用途だけでなく作業用マウスとしても愛用しています。
ゲーム用途では当然ですが非常に使いやすく感じましたが、作業用マウスとしても非常に使いやすいと個人的には感じました。
正直作業用マウスとしても使いやすいのが個人的には意外だったのですが、よくよく考えてみるとマウスの基本動作に関する性能が高いので当然ともいえるかもしれませんね。
ただチルト機能がなかったりBluetooth接続ができないので、それらの機能が必須という人には正直お勧めできません。
そういう方は素直に機能が豊富な作業用マウスを購入するのがおすすめです。
個人的にPro Wirelessはゲームも作業も同じマウスでやりたいという人にはぜひおすすめしたいマウスだなと感じました。