AnkerのオーディオケーブルSoundLineを買ってみたのでレビュー!

どうもガジェット系ブログ「浮ろぐ」をやっている「うきしま」です。

今回はAnkerのプレミアムオーディオケーブル「SoundLine」のお話になります。

いきなりですが、私は普段SONYのWH-1000XM4というヘッドホンを使用しています。

こちらのヘッドホンはワイヤレスで使えるというか、ワイヤレスで使う方がメジャーな用途のヘッドホンなのですがオーディオケーブルを接続する事で有線ヘッドホンとしても使う事ができます。

より音質にこだわりたいという人はこのヘッドホンを有線で使う人も多いという話をよく聞きます。

今回私は「Anker SoundLine」というオーディオケーブルをこのWH-1000XM4で使う為に購入しました。

ちなみにWH-1000XM4にも純正のオーディオケーブルが付属されているのですが「Anker SoundLine」と音質を比較してみて自分の好みに合う方をメインで使用したいと考えています。

この記事ではWH-1000XM4で付属の純正ケーブルと「SoundLine」を使った場合の音質を比較しつつAnkerのプレミアムオーディオケーブル 「SoundLine」をレビューしていきたいと思います。

Anker SoundLineの外観について

今回購入したのはAnkerのプレミアムオーディオケーブル SoundLine (4ft / 1.2m)という製品になります。

色についてはレッドとブラックの二色のラインナップとなっているのですが私は「ブラック」を選択しました。

こちらのオーディケーブルは長さが1.2mとなります。

部屋で使う有線ヘッドホン用のオーディオケーブルとしては短くもなく長くもない平均的な長さですね。

スマホや音楽プレイヤーをポケットに入れて使う事を考えるのであれは1.2mは少し長すぎると感じるかもしれません。

「Anker SoundLine」には上記の画像にも出ていますがケーブルを束ねる為のバンドも付属していますので、ケーブルが長いと感じる人はバンドでまとめておくと良いかもしれません。

ちなみに詳しくは後述しますがSONYの「WH-1000XM4」に付属している純正のオーディオケーブルの長さも1.2mとなっていますので、長さについては純正ケーブルと同じ物と考えて良いと思います。

プラグ部分には「Anker」のロゴが印字されています。

ロゴについては刻印ではないので使用しているうちに擦れたりすれば消えてしまうかもしれませんね。

音質にも影響を与える点としてプラグへのメッキ処理がどうなのかという点がありますが「Anker SoundLine」では金メッキ処理が施されています。

個人的には金メッキは「バランスが良い」音質という印象を持っているのですが「Anker SoundLine」の音質はどうなのでしょうか?

音質については後述しますので、そちらをご覧ください。

「Anker SoundLine」に限った事ではありませんがプラグ先端部分が傷ついたりしてしまうと音質に少なからず影響が出ると思います。

特に「Anker SoundLine」については金メッキ処理がされていますのでなるべく傷つかない様に丁寧に扱った方が長く愛用できるかと思います。

WH-1000XM4付属のオーディオケーブルとAnker SoundLineを比較

上:WH-1000XM4付属の純正ケーブル / 下:Anker SoundLine

今回私は「WH-1000XM4」というヘッドホンで使う為に「Anker SoundLine」を購入しましたが、そもそもWH-1000XM4にはオーディオケーブルが付属しています。

付属のケーブルと「Anker SoundLine」を比較して音質が好みの方をメインで使おうと考えているのですが、音質について触れる前にまずは音質以外の所を比較してみたいと思います。

WH-1000XM4に付属の純正ケーブルはプラグ形状がストレート-L字という構成になっているのに対し「Anker SoundLine」はストレート-ストレートとなっています。

個人的にはPCに接続して使う事が多いので純正ケーブルのストレート-L字の構成の方が好みですね。

ただ見た目は「Anker SoundLine」の方が純正ケーブルよりもケーブルが太く、プラグ部分が金属製となっていて高級感がありいかにも音響機器使ってます感がして好きです。

ケーブルの長さは「Anker SoundLine」も純正ケーブルも1.2mとなっており同じ長さですがケーブルが太い分「Anker SoundLine」の方が存在感が強いです。

上:WH-1000XM4付属の純正ケーブル / 下:Anker SoundLine

純正ケーブルのプラグ部分は「Anker SoundLine」と同じく金メッキ処理が施されています。

パーツ毎の構成や処理方法について二つのオーディオケーブルにはほぼ差がないと言えそうです。

SONY WH-1000XM4で使ってみた感想

音質について

SONY WH-1000XM4 + Anker SoundLine
SONY WH-1000XM4 + 純正オーディオケーブル(付属品)

ここではSONYのノイズキャンセリングワイヤレスヘッドホン「WH-1000XM4」で「Anker SoundLine」と純正オーディオケーブルを使用した場合の音質を比較したいと思います。

ワイヤレスヘッドホンにオーディオケーブルを繋ぐ?と混乱させてしまいがちな組み合わせなので少し説明すると「SONY WH-1000XM4」はオーディオケーブルの接続が可能で有線ヘッドホンとしても使用できるヘッドホンなんです。

ちなみにWH-1000XM4にそれぞれのケーブルを接続すると上記画像の様な外観となります。

肝心な音質についてですが純正ケーブルと「Anker SoundLine」を比較してみた結果以下の様に感じました。

あくまで個人的な感想になりますのでそう言った意見もあるのだな程度に見て頂けると幸いです。

  • 基本的には音質にそれほど違いを感じない
    • ハイレゾなどの高音質音源を聴くと違いを少し感じる程度
  • 音の透明感は若干純正ケーブルの方が良い印象。
  • アタック音は「SoundLine」の方がタイトに出る印象。
    • 「SoundLine」は全体的に音が少し硬い様な印象。
  • 出力される音量に違いは感じなかった。

上記をまとめると2つのオーディオケーブルの音質については「ほとんど違いを感じなかった」と言う結果になりました。

唯一違いを感じられるとすれば高音質音源でかなり集中して聴き込むと少し違いを感じると言う程度でした。

純正ケーブルと「SoundLine」ではケーブルの長さが同じだったり両者とも金メッキ処理されていたりと共通する特徴を持っている為、似た様な音質になるとは思っていましたがこれほど差が出ないとは正直驚きました。

WH-1000XM4をお使いの人で音質の変化を期待して「Anker SoudLine」を購入しようか検討しているのであれば正直お勧めしません。

ただ裏を返せば純正ケーブルとほぼ同程度の音質を持っているとも言えると思いますので、純正ケーブルが故障した場合や予備として持っておきたいと言った場合には「Anker SoundLine」はアリだと思いました。

まとめ

この記事ではAnkerのプレミアムオーディオケーブル 「SoundLine」をレビューしました。

今回はSONYのWH-1000XM4を音質検証用のヘッドホンとして使ってみた結果を紹介させて頂いたのですが、また違うヘッドホンで検証してみると異なる結果になるかもしれませんので、あくまで参考程度にこの記事を見ていただけると幸いです。

この記事の冒頭で「音質が好みの方をこれから私はメインで使いたい」と述べましたが結果としてほとんど違いを感じなかったのでしばらくは「純正ケーブル」をメインで使って「SoundLine」は予備のオーディオケーブルとして使っていきたいと思います。

個人的にはWH-1000XM4で使う事に限って言えば音質の向上を期待して「SoundLine」を購入する事はお勧めしませんが、純正ケーブルと同程度の音質を持ったオーディオケーブルを探しているのであれば「SoundLine」はかなりお勧めだと思います。